カポを適用
概要
カポとは、フレット付き弦楽器に取り付けて、より高い音程で演奏できるようにする装置です。 MuseScore を使うと、カポ テキストを楽器の譜表 (または複数の譜表) に加えることで、この効果を真似ることができます。 これにより、音符またはフレットマークを変更せずに、再生が希望のピッチに自動的に変調されます。 部分的なカポも可能です。 (下記 参照)
スコアにカポを適用する
カポの要素は ギター パレットで使用できますが、デフォルトでは非表示になっています。 このパレットを表示するには:
- [パレットを追加] をクリックし、
- 「ギター」の横にある「追加」ボタンをクリックします。
カポを譜表に適用するには:
- カポ記号を追加したい音符または休符をクリックし、
- ギター パレットの Capo 要素をクリックします。 デフォルトでは「カポ 1」が表示されます。
- ポップアップ ダイアログで設定を調整します。 (下記を参照)
カポ設定を調整する
カポをオン・オフする
- ダイアログの上部で オン を選んで、カポを楽器に追加する必要があることを示します。
- オフ を選ぶと、カポを楽器から取り外し、再生を元の調に戻す必要があります。
カポ位置を設定
- フレット スピナーの数字は、カポタストを適用するフレットを示します。 たとえば、フレット 1 ではキーを半音上に移調し、フレット 2 は全音上に移調する、というようになります。 スコア内のテキスト ラベルは自動的に更新されます。
部分的なカポ使用を指定
- 適用箇所 セクションのスイッチを使って、特定の弦にのみカポを適用するよう指定できます。 少なくとも 1 つをオフにすると、スコア内のテキストが部分的なカポを示すように変わります。
カポテキストの見た目をカスタマイズ
カポ テキストの文言を変えるには:
- ポップアップ ダイアログの [指示テキストを手動で指定] ボックスをオンにし、
- スコアに表示したいテキストを入力します。
カポテキストを譜表の下に配置するには:
- 位置で、下を選びます。
スコアの途中でカポ設定を変更する
上記の手順を使うと、必要に応じて、スコア内のさまざまなポイントでカポ設定を変更できます。 各々のカポ 指定は、次のカポ 記号まで、それに続くすべての音楽の移調に影響します。
注意: 同時に複数のカポを適用することはできません。 この機能は今後のリリースで予定されています。