MuseScoreとFinale NotePad:機能比較
2015年5月 更新
MuseScoreとFinale(Finale、Songwriter、 PrintMusic、 Notepad)の機能比較表
※2015年5月更新。Google スプレッドシートが開きます。
---
MuseScoreとFinale NotePadの比較チャートを以下に示します。当初は、この2製品は両方とも無料だったため、比較しました。MakeMusicがNotePad 2009を有料化すると発表したので、これからは、MuseScoreの方がずっと魅力的であるように思えます。
この2つの浄書ソフトウェアの特徴は非常に異なります。NotePadは、意図的に機能が限定され、使用者のニーズを満たす完全なバージョンのFinaleを購入することを勧めるように設計されています。一方でMuseScoreは、フリー・オープンソースソフトウェア・プロジェクトとして開発されており、 スキルと希望を持っていれば誰でも開発を助けることができます。結果としてMuseScoreは、多くの楽器数を使いたいというとき、あるいは最低限度以上の記譜の種類を使いたいというとき、より良い状態で浄書できます。
以下のチャートはMuseScoreバージョン0.9.4のために更新されています。
MuseScore | Finale NotePad | |
---|---|---|
記譜 |
||
譜表の数 | 無制限 | 8 |
使用可能な五線の線数 | 1~9 | 5 (そしてタブ譜) |
調号の変更 | 無制限 | 0 |
拍子の変更 | 無制限 | 0 |
弱起・不完全小節 | サポート | 非サポート |
歌詞の節 | 無制限 | 1 |
コードネーム | サポート | 非サポート |
打楽器の記譜 | 一部サポート | 非サポート |
文書の書式 | カスタマイズ可 | 固定 |
音符 |
||
付点音符 | 単付点または複付点 | 単付点のみ |
装飾音符 | 前打音のみサポート | 非サポート |
時間節約のための機能 |
||
パート譜の抽出 | サポート | 非サポート |
プラグインのサポート | QtScript(開発中) | 無し |
ファイルフォーマット |
||
MIDI | インポート・エクスポート | インポート・エクスポート |
MusicXML | インポート・エクスポート | インポート・エクスポート (バージョン2009から) |
エクスポート | 非サポート | |
PNG/SVG 画像フォーマット | エクスポート | 非サポート |
WAV/FLAC/OGG 音声フォーマット | エクスポート (バージョン0.9.5から) | 非サポート |
プレイバック |
||
ミキサー | 一部 | 非サポート |
音色 | ピアノとサウンドフォントを使用可能 | 128の音色 (普通のMIDI) |
表情豊かなプレイバック | スタッカート、テヌート、アルペッジョのみ解釈 | "Human Playback"スタンダードスタイル |
プレイバックの位置カーソル | カーソルの移動とスクロール (バージョン0.9.4から) | カーソルの移動とスクロール |
リピート | 解釈される | 無視される |
対応プラットフォーム |
||
Windows | サポート | サポート |
Mac OS | サポート | サポート |
Linux | サポート | ネイティブにはサポートしない |
価格 |
||
価格 | 0円($0) | 1050円($9.95) (2008年9月から) |
ソースコード | 配布、改変が自由 | 非公開 |