サウンドの変更と調節
ミキサー(Mixer)
ミキサーでは、各譜表について、楽器音の変更、音量・パンニング(音の定位)・リバーブ・コーラスの調節ができます。ミキサーを表示するには、メインメニューから表示(Display) → ミキサー(Mixer)を選んでください。
消音(Mute)とソロ(Solo)
Muteチェックボックスは、特定の譜表をすぐに消音させます。もう1つの方法として、Soloチェックボックスは"solo"としてマークした譜表を除いたすべての譜表を消音させるのに使います。
ダイヤル
ダイヤルを時計回りに回すには、クリックして上方向へドラッグしてください。ダイヤルを反時計回りに回すには、クリックして下方向へドラッグしてください。
サウンド(Sound)
サウンドのドロップダウン・メニューには、現在のサウンドフォント でサポートされる全ての楽器がリストされます。この機能はWindows版バージョン0.9.4以前では実装されていませんが、バージョン0.9.5でバグ・フィックスされました。
楽器の変更
楽器音、譜表名、譜表の移調は別々にできるが、バージョン0.9.6以降では、それらの属性すべてを一度に変更できるようになりました。
- 小節の空白部分を右クリックし、譜表のプロパティ...(Staff Properties...)を選択してください。
- 楽器の変更...(Change Instrument)をクリックしてください。
- 新しい楽器を選び、OKをクリックして譜表/パートプロパティの編集(Staff Properties)ダイアログに戻ってください。
- 再びOKをクリックしてスコアに戻ってください。
譜表の途中での変更
MuseScoreでは、曲の途中で楽器の音色を変更することができます。例えば、弦楽器の音をピチカートやトレモロに、トランペットの音をミュート・トランペットに変更できます。次の手順ではミュート・トランペットの例を用いていますが、同様のルールは弦楽器のピチカートやトレモロに応用されます。
- 消音する範囲の最初の音符を選択してください。
- メインメニューから作成(Create) → テキスト(Text) → 譜表テキスト(Staff Text)を選んでください。
- Mute(またはCon Sordinoのような同じ意味の指示)とタイプしてください。この時点では、譜表のテキストは人のためのもので、MuseScoreでのプレイバックに影響を与えません。
- 譜表テキスト上で右クリックし、譜表テキストのプロパティ...(Staff Text Properties...)を選択してください。
- 譜表テキストのプロパティ(Staff Text Properties)ダイアログでチャンネル(Channel)チェックボックスをマークしてください。
- 譜表テキストのプロパティ(Staff Text Properties)ダイアログでmuteを選択してください。
- スコアに戻るためにOKをクリックしてください。
あなたの加えた譜表テキスト以降では、すべての音符はミュートされます。曲中でミュートされない音にもどるためには、ステップ3でOpenとタイプし、ステップ6でnormalを選択することを除き、上述と同様のガイドラインにしたがってください。