直前の複数小節を繰り返す
MuseScore では反復記号のパレットに直前の小節を繰り返す記号が有り、再生にも反映されます。
複数小節を繰り返す記号はマスターパレットの記号> Bar repeats に有りますが、これは表示のみで再生には反映されません。これの対処法を考えます。(MuseScore 3.6.2 Windows11)
複数小節を繰り返す記号はマスターパレットの記号> Bar repeats に有りますが、これは表示のみで再生には反映されません。これの対処法を考えます。(MuseScore 3.6.2 Windows11)
ここでは直前の2小節を繰り返す場合を例示します。
(方法1)繰り返し部分も書いた上で非表示にします。
(方法2)2小節分を(見かけ上2小節に見える)1小節に収めて、1小節反復の機能を使います。
2-1 ツールバーの音符入力モード(N)のドロップダウンメニューから挿入を選択するか、Ctrl を押しながら入力すれば設定した拍数より多い拍数が入力出来ます。
2-2 パレットの縦線から縦線を入力します。この例ではソの音符にドロップすればその直前に挿入されます。
2-3 パレットから1小節反復記号を入力し非表示にします。マスターパレットから2小節反復記号を入力します。全休符も非表示にします。
※「2-1」において1小節に2小節分を書く時に、その小節の拍数をあらかじめ延ばしておく方法もあります。
(2-1-B)小節を右クリック>小節のプロパティ で小節の長さの「実際」の数値を変更します。
あるいは
(2-1-C)Shift を押しながら小節をクリックして2小節を選択します。
メニュー>ツール>小節>選択した小節の結合 をクリックします。