連符は、拍子記号で通常用いられる拍打ちではないリズムを記譜するのに使われます。例えば、16分音符による 3連符 は、8分音符1つを16分音符2つではなく3つに分けます。
6/8 拍子で8分音符による2連符は、付点4分音符1つを8分音符3つではなく2つに分けます。
音符入力 モードにあるか、音符入力ではない 通常モード にあるかによって、連符を作成する手順は異なります。簡単な例として、8分音符による3連符を作ってみましょう。
他の連符も 連符作成 コマンド -Ctrl + 2-9 (Mac users Cmd + 2-9) とすることで同じように作成できます。これで2連符から9連符を作成できます。より複雑な事例については 下記 を参照ください。
2連符から9連符までの連符を作成するには、上記の手順の一部を次のコマンドに替えます:
より複雑なものについては、下記.をご参照ください。
例えば4分音符1つの長さを16分音符の13連符にするといった通常範囲ではない連符を作成するには:
OK をクリックしてダイアログを閉じる。
一連の音符・休符を入力します。
連符を削除するには、連符の数字・括弧を選択して Del を押します。
一つの連符のスコア上の表示を変えるには、インスペクターの "連符" セクションのプロパティを調整します。
スコア全体の連符に関する設定は、[スタイル] → [一般...] → [連符] にあります。
一つの連符の表示プロパティを変えるには、連符の数字か括弧を選択してから、インスペクター の "連符" セクションの所定のプロパティを調整します:
もし連符の番号も括弧も表示されていない場合には、連符の音符を一つ選択し、インスペクタの一番下に表示される連符 ボタンを使って "連符" セクションを表示させます。
方向
数字のタイプ
"数" を選ぶと、数字を1つ表示します。
"レシオ" を選ぶと、2つの数字によるレシオを表示します。
"表示しない" を選ぶと、数字は表示されません。
括弧のタイプ
"自動" を選ぶと、全ての音符が連桁となっている場合には括弧は表示されませんが、休符が含まれていたり連桁されていない音符が含まれている場合には括弧が表示されます。
"括弧" を選ぶと、括弧が常に表示されます。
"表示しない"` を選ぶと、括弧は非表示となります。
スコア全体に渡って連桁の調整を行うには、メニューを [スタイル] → [一般...] と進み、[連符] を選びます。
2点の調整が可能です:垂直と水平
音符からの垂直距離には、sp 単位による3つの数値設定と、チェックボックスによる設定が1つあります。
音符からの水平距離には、sp 単位による4つの設定があります。