テンポ記号
概要
テンポ パレット には、さまざまな テンポ 記号 が含まれています。これらには次のものが含まれます:
- メトロノーム記号:
- テキスト表示: Andante、Allegro など
- メトリックモジュレーション:
- テンポ変更線: accel.、rall. など
メトロノーム記号、テキスト表示、およびメトリックモジュレーションは、それらが適用された時点からスコア再生のテンポを一度だけ変更します。テンポ変更線は、既存のテンポで機能し、一連の音符範囲で変化させます。
必要に応じて、再生コントロール を使えば、記譜されたテンポを一時的に上書きできます。
テンポ記号は 段テキスト の形式で、一番上の譜表の上に表示されますが、段のすべての譜表に適用されます。
スコアにテンポ記号を加える
スコアにメトロノーム記号、テンポ テキスト、またはメトリックモジュレーションを追加するには、次のいずれかの方法を使います:
* 1 つまたは複数の音符/休符を選んで、パレットのテンポ記号をクリックします。
* テンポ記号をパレットから音符/休符にドラグします。
* メニューバーから追加→テキストを選んで、テンポ記号 をクリックします。
テンポ変更線を追加するには、線 と同じ方法を使用します。
メトロノーム記号を使う
メトロノーム記号は、拍の長さを示す音符、等号、1 分あたりの拍数 (bpm) を示す数字で構成されます。というわけで次のマークは
1 分間に 80 四分音符 (クロチェット) のテンポを示すといった具合です。
テキスト表示を使う
テンポ パレットには、Andante、Allegro などのテキスト記号も含まれています。バックグラウンド テンポは、プロパティ パネル の テンポ セクションで見られます。
テンポ記号の見た目を変える
テンポ記号は、他のテキスト オブジェクトと同じように編集できます。テキストの入力と編集 を参照してください。
テンポ変更線 の外観を編集するには、線のプロパティ を参照ください。
テンポ記号の再生を変える
メトロノーム記号
必要に応じてテンポ番号を自由に変えられます。
テンポ テキスト
プロパティ パネルの テンポ セクションで "表記テンポに従う" のチェックを外し、"表記テンポを上書き" ボックスに新しいテンポを設定すれば、表記のテンポを上書きできます。
テンポ変更線
プロパティ パネルの 一般: 再生 セクションで、テンポ変更の "量" と "イージング方式" を設定できます。
テンポ記号を他の譜表で繰り返す
テンポ 記号は常に段の一番上の譜表に表示されます。下の譜表にも表示する必要がある場合は、譜表テキスト を使い、拍の記載を 特殊文字挿入 とします。
テンポのプロパティ
上記の テンポ記号の再生を変える を参照ください。
テンポスタイル
テンポ記号のデフォルトの配置プロパティは、フォーマット→スタイル→テンポテキスト で設定できます 。