フォントの設定について

フォントに関する投稿の中で該当するものはありませんので、既に様々お試しになったugin さんが一番お詳しいのだと思います。
ご意見に沿って試してみた感想を以下お知らせします。更なるご検討のお役に立てば幸いです。

本件に関連してご参照になった解説は ハンドブック -> テキスト -> テキストスタイル と思います。

1)「テキストスタイルの『タイトル』～『楽器の変更』まで、２９個の項目」としておられますが、MuseScore ver 2.0.2 では30以上の項目があることになっています。

2) 「『一括でフォントスタイルを変更する方法』 又は『アプリケーションを開いた時から、自分の指定したフォントで入力が出来る方法』」は分かりませんが、良く使うスタイルを含んだものをテンプレートとして利用すれば、多少時間の短縮になるように思います。ハンドブック -> はじめに -> 新しいスコアの作成 の該当説明を以下抜粋しました。

+++
テンプレート

"新しいスコアの作成ウィザード"の最初の画面では"新しいスコアをテンプレートから作成"（詳細は上部を御覧ください）するオプションがあります。この方法でスコアを作成する場合はテンプレート使用のオプションを選んで先に進みます。

次の画面はテンプレートのリストです。テンプレートを選択して次へ >をクリックします。そのままウィザードに従って設定を行い完了させます。

標準的なMuseScoreファイルをテンプレートフォルダ（システム全体用もしくは個人用）に保存すると、独自のテンプレートとして使用できるようになります。

Windowの場合、システム全体用のテンプレートフォルダは通常C:\Program Files\MuseScore 2\templatesか、64bit版ではC:\Program Files (x86)\MuseScore 2\templatesです。

Linuxでは、パッケージマネージャからインストールした場合、/usr/share/mscore-xxx（xxxは使用するバージョン）以下を御覧ください。ご自身でコンパイルされた場合は、/usr/local/share/mscore-xxx（xxxは使用するバージョン）以下を御覧ください。

Macでは、/Applications/MuseScore 2.app/Contents/Resources/templates以下を御覧ください。

個人用のテンプレートフォルダは自分で設定することができます。　メインメニューの編集 → 環境設定... → 一般と開くと、システム全体用と個人用のテンプレートフォルダの場所が表示されます。
+++

3) 『全要素に適用』というボタン
以下抜粋の解説の通り、そこで言う全要素とは全パート譜ということであり、パート譜を作成していなければそのボタンはオフのままということになります。

+++
オプションの適用

適用 を押し OK とすれば、スコアあるいは今見ているパート譜に適用できます。
スコアのパート譜の一つに居る場合には、 OK する前に 全要素に適用 のオプションを利用すれば、全部のパート譜個別に設定する必要はありません。
+++

4) 「『スタイルの保存』をしたそれを『スタイルの読み込み』で呼び出しても、キャンバスの表示には反映されません」とご意見の点はまさにそのようですね。
以下抜粋の解説によれば、スタイルを読み込んだのち、それを利用して修正を加えるといった、手間のかかる方法のようです。

+++
スタイルの設定にリセット

個別に変更したテキストをそのスコアで定義したテキストスタイルに戻したいとか、古いバージョンのMuseScoreで行った変更を MuseScore 2.0 の既定テキストスタイルにしたいといった場合には、テキストをスタイルの設定にリセット のオプションを使います。

スタイルをリセットしたいテキストを選び、インスペクタ の テキストをスタイルの設定にリセットをクリックします。同じスタイルのテキスト全てを "リセット" したい場合には、まず一つを右クリックし、次に 選択 → 全ての類似した要素 をしておきましょう。
+++