再生時にTo Codaが効かない

• 2025/03/23 05:00

添付の画像のような譜面を作成しています。
期待する動作としては、繰り返しの3のときにTo CodaでCodaに飛ぶことですが、実際にはTo Codaが効かない状況となってます。

Dの最後を繰り返しではなくD.S. al Codaとし、Aをセーニョとすると期待する動作となるのは確認しましたが、なるべく今の状態でうまく再生させたいです。
何か方法はありますでしょうか。

あと、Muse Scoreなのですが、Codaが有効になるのはD.S. al CodaやD.C. al Codaで戻った場合のみ、というものなのでしょうか。

添付 サイズ
ToCoda動作確認.png 46.58 KB

コメント

繰り返しに反復縦線を使い、あわせて To Coda、 Coda を使いたいということですね。

楽譜の書き方としてそれが正しいものなのか否かは私には知識がありません。
私として言えることは MuseScore ではそのような使い方は出来ないらしいということです。

お書きのように
>Codaが有効になるのはD.S. al CodaやD.C. al Codaで戻った場合
ということのようです。

絶対的な記譜法というものが存在するのか否かは私は知りませんが、いくつかのWebページ(MuseScore関係ではなく楽典関係の)を見ても、「to Coda」は「D.C.」や「D.S.」とセットなのだと思います。
後掲の例では「通常は」とか「基本的には」と逃げの言葉もいれてありますが、断定しているサイトもあります。

私自身も個人的に、「D.C.」や「D.S.」がない譜面に「to Coda」があったら、「え?」と感じます。

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「【楽譜の読み方#08】コーダ、トゥ・コーダ – Sheet Music Store」より抜粋
https://sheetmusic.jp.yamaha.com/blogs/how-to/read-sheet-music-08?srslt…

To Codaは「コーダに行く」という指示で、通常はD.C.(ダ・カーポ)やD.S.(ダル・セーニョ)と併用されます。

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「コーダマーク(To Coda)の正しい位置について | Oto Gate」より抜粋
https://mtgate2020.com/finale-coda2/

基本的にはコーダマークはダカーポ(D.C.)もしくはダルセーニョ(D.S.)とセットで使用されます。

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すみません,MuseScore Studio の使い方からははずれてしまうのですが,
「楽譜の書き方」という観点で教えてください.

私は「音楽がいくらかわかるプログラマ(システム開発者)」なのですが,
Bブロックと Cブロックの間にある :| 反復記号がとても気になります.
これがあるせいで,自分の頭の中では繰り返し構造が展開できませんでした.

付記されている「期待する動作」を参照して展開後の楽譜を理解したのですが,
Bブロックと Cブロックの間に :| は必要でしょうか?
Dブロックのあとにある :| で十分なのではないでしょうか?

そもそも,「楽譜の書き方」として,1 番カッコと 2番カッコの間に :| って書けるものなのでしょうか... ?
私が作るプログラムだと,「|: と :| が対応していません」というエラーにしてしまうかも... .

曲の構造は,

Intro (2小節)
A→B (4小節)
A→C→D (6小節)
A→C→E (6小節)

ということですが,実は 6小節単位の構造になっていて,

Intro→A→B (6小節)
A→C→D (6小節)
A→C→E (6小節)

ということはないでしょうか?
つまり,実際の繰り返し構造は
A→C→D (6小節)
A→C→E (6小節)
の部分だけで,最初の 6小節中にたまたま同内容の 2小節があって Aブロックのように見えている,
ということはないでしょうか?

そうではないとしても,
A→B (4小節)
A→C→D (6小節)
A→C→E (6小節)
という,長さの異なるこれらをすべて繰り返し構造でまとめる,というのは個人的には違和感があります.
同じ内容の小節を重複して楽譜に書いてはいけないということはありませんので,
私だったら,4小節の部分は 6小節の繰り返し構造からはずして,

Intro→
A→B→
|: A→C→D(E) :|

と書きます.「D(E)」のところは 1, 2番カッコで書きます.
MuseScore Studio の使い方を熟知していないのですが,
「A→B」の A と「A→C→D(E)」の A をリンクする方法はなかったようなあったような... .
リンクする方法がないときは,片方の A の内容を修正したら,もう片方の A に手作業でコピペします.
私の優先順位としては,「複雑な繰り返し構造を楽譜に書くくらいなら,多少の重複箇所ができても構わない.」です.
これがMuseScore のような楽譜エディタ上での作業ではなく,リズムマシン(シーケンサー)上での作業であれば,また違った優先順位になるかもしれません.

>そもそも,「楽譜の書き方」として,1 番カッコと 2番カッコの間に :| って書けるものなのでしょうか... ?
>私が作るプログラムだと,「|: と :| が対応していません」というエラーにしてしまうかも... .

前のコメントの通り私も「これが絶対」という拠り所を知っているわけではないのですが、経験的には以下の通りです。

今回の例でいえば、1 番カッコと 2番カッコの間は、:| 必須です。
意外かもしれませんが、括弧の終わり(右肩下がりのカギ括弧)に、リピートの先頭に戻れという意味があるわけではありません。括弧の終わりは書かない(今回の例の2番カッコと同様、直線で終わり、最初の小節にしか書かない)のもOKです。リピートの先頭に戻れと言っているのはあくまでも :| です。

で、「Dブロックのあとにある :| についてですが、グレーですね。

MuseScore Studioでは期待通りにリピート開始位置に戻るようなので、いわば「Go To A」として機能しているようです。

ところが、手元にある歌本で10曲くらい見てみたのですが、どの曲もすべて、2括弧からリピートの先頭に戻るためには、 セーニョ記号 と D.S. を使用しています。今回の例のように、戻りたい箇所が |: と同じであっても、セーニョ記号が使われています。

knoike さんの期待とは逆ではありますが、「|: と :| とが対になっていないのは違和感がある」ということについては正解なのかもしれません。←訂正します。追記参照

2025/03/27 20:20 追記 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ひとつの |: に対して、1カッコの最後にも2カッコの最後にもそれぞれ :| が書かれている市販の楽譜も見つかりました。別に禁止ではなさそうです。
ちなみにその曲では、3カッコがさらにあり、その最後では D.S.を使っています。
2025/03/27 20:20 追記 ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

また、人間が使用することが前提であれば、「複雑な繰り返し構造を楽譜に書くくらいなら,多少の重複箇所ができても構わない.」という意見には同意です。

まとめておくと、少なくとも私が目にしている市販楽譜では、こうなります。
・最後以外のカッコからリピートの先頭に戻るためには :| が必須 ★訂正しました:最初→最後以外
・最後のカッコから前のほうに戻りたいときは、セーニョ記号と D.S.を使う ★訂正しました:2番目→最後
 (もちろん、曲の先頭に戻るときはセーニョ記号を使わず D.C.で)

添付 サイズ
一般的と思われる書き方.png 194.74 KB

In reply to by To_chan

> ところが、手元にある歌本で10曲くらい見てみたのですが、どの曲もすべて、2括弧からリピートの先頭に戻るためには、 セーニョ記号 と D.S. を使用しています。

あぁっ! なるほど,違和感の根源はこれかもしれません.
そう言われてみれば,私だったら,|:,:| で括らずに,セーニョ,D.S. で括るかもしれません.

> 意外かもしれませんが、括弧の終わり(右肩下がりのカギ括弧)に、リピートの先頭に戻れという意味があるわけではありません。括弧の終わりは書かない(今回の例の2番カッコと同様、直線で終わり、最初の小節にしか書かない)のもOKです。リピートの先頭に戻れと言っているのはあくまでも :| です。

いえ,それは承知していて,1番カッコがBブロック,2,3番カッコがC,Dブロックにかかっているのであれば,
1,2,3番カッコ全体の末尾であるDブロックの末尾にある :| で Aブロックの先頭の |: に戻れるので,
Dブロックの末尾にある :| だけで十分なのではないか,と思ったのです.
しかしあらためて考えてみると,1番カッコの末尾であるBブロックの末尾に :| を書いても親切でよさそうですし,
To_chanさんが手元の楽譜で調べてくださったように,一般的には書くものなのだろうと思い直しました.
わざわざ調べてくださって,どうもありがとうございます.

添付されている「一般的と思われる書き方.png」も拝見しました.
私の繰り返し構造理解だと Aブロックを重複して書く書き方になるのですがそれとは異なる方針で,
Cブロックを重複して書く書き方ですね.なるほど... .

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