臨時記号
臨時記号 の代表的なものはスコアの上の臨時記号ツールバー、基本 ワークスペース の臨時記号 パレット に用意されています。アドバンスワークスペースにはより包括的な範囲の臨時記号パレットが用意されています。
_基本ワークスペースの臨時記号_
臨時記号を加える
音高を増減する際には、適切な 臨時記号 が自動的に加えられます。
- ↑: 音の高さを半音上げます(シャープの効果)
- ↓: 音の高さを半音下げます(フラットの効果)
(i) ダブル♭やダブル #、(ii) 慣例 (確認 あるいは 留意) の臨時記号、(iii) 標準的ではない臨時記号は、次のいずれかの方法を用います。:
- 音符を選択し、スコアの上のツールバーの臨時記号をクリック
- 音符を選択し、基本あるいはアドバンスワークスペースの臨時記号パレットにある記号をダブルクリック
- 臨時記号パレットの記号を音符にドラグ
確認の臨時記号 に括弧を加えたい場合には、次のいずれかの方法で行います。:
- スコア上のその臨時記号を選択し、臨時記号パレットにある括弧記号をダブルクリック
- パレットの括弧記号をその臨時記号にドラグ
- (version 2.1 以降) その臨時記号を選択し、インスペクタ の "カッコを付ける" のチェックボックスにチェックを入れる。
後刻カーソルキーを使って音高を変える際には、臨時記号に手動で加えた設定は取り除かれます。
臨時記号は、それをクリックして Del を押せば削除されます。
異名同音の変更
記譜 及び 合奏調(実音)のいずれにあっても、1つあるいは複数の音符の異名同音の変更は:
- 対象とする音符を選択し;
- J キーを押す;
- J キーを続けて押すと、関連する異名同音が順に表示される。
合奏調(実音)に影響することなく記譜上の異名同音を変更する、あるいはその逆、には:
- 対象とする音符を選択し;
- Ctrl+J (Mac: Cmd+J) キーを押す;
- そのキーを続けて押すと、関連する異名同音が順に表示される。
注: 選択した音符の音高が一部でも異なる場合、一定の結果にはなりません。
臨時記号の自動補正
メインメニューから音符 → 臨時記号の自動補正 機能を選ぶと、 スコア全体から推測して適切と思われる臨時記号に補正します。
参照
外部リンク
- Accidental on Wikipedia
- 変化記号 Wikipedia上の関連情報(英語版のほうが詳細に記述されています)