ハンドブック 2
このハンドブックは、MuseScore 2.0 以降に向けたものです。MuseScoreコミュニティ によって維持され翻訳されています。皆様のご協力については こちら をご参照ください。
はじめに
この章は、MuseScore をインストールし、初めて実行するのに役立つでしょう。また、新しいスコアの作り方を説明します。
- インストール
MuseScore は Windows、macOS や Linux ディストリビューション、BSD variants など、様々なオペレーティングシステムに対応しています。
お使いのシステムに応じて、次の解説をご利用ください。 - 新しいスコアの作成
- 言語の設定と翻訳の更新
- アップデートのチェック
基本
前章 →"はじめに" では、 インストール と 新しいスコアの作成 する手順を紹介しました。
この "基本" の章では、 MuseScore の概要やスコアを取り扱う全般的な方法を説明します。
- 新しいスコアの作成 (→はじめに)
- 音符の入力
- 合奏調(実音)
- コピーと貼り付け
- 編集モード
- インスペクタとオブジェクトのプロパティ
- 小節の操作
- パレットとワークスペース
- 開く/保存/エクスポート/印刷
- 選択モード
- スコアのオンライン共用
- 元に戻すと再実行
- 表示メニューとナビゲーション
- 声部
記譜
前章 →"基本" では、音符の入力 と パレット を紹介しました。
この "記譜" の章では、様々な記譜の方法をより高度なものも含んで説明します。
- 音符の入力 (→基本)
- パレットとワークスペース (→基本)
- 臨時記号
- アルペジオとグリッサンド
- アーティキュレーションと装飾
- 縦線
- 連桁
- ベンド
- 括弧
- ブレスと休止
- 音部記号
- ドラム記譜
- 装飾音符
- クレシェンドとデクレシェンド
- 調号
- 線
- 長休符
- オクターブ線
- 繰り返しとジャンプ
- スラー
- タブ譜
- タイ
- 拍子記号
- 移調
- トレモロ
- 連符
- 反復記号(1番括弧、2番括弧)
また、高度なトピック も参照してください。
サウンドと再生
MuseScore は "音の再生" 機能を内蔵しています。この章では、再生の操作方法と楽器音源を拡張する方法を説明します。
テキスト
MuseScore のスコア要素の多くがテキスト型で、"譜表テキスト"、"強弱記号"、"テンポ"、"運指"、"歌詞" などのテキスト単体であったり、"反復記号括弧"、"オクターブ線"、"ギターのバーレ" など線を伴うテキストもあります。
この章では、MuseScore で使える様々なテキストやその書式設定について説明します。
その他の種類のテキストについては、以下の章で説明しています。
- テンポ (→サウンドと再生)
- 強弱記号 - p, mf など。 (→サウンドと再生)
- スウィング (→サウンドと再生)
- 譜表途中での楽器変更 (→サウンドと再生)
- 繰り返しとジャンプ - DC, Fine, Coda など。 (→記譜)
- 数字付き低音 (→高度なトピック)
- フレームテキスト - 垂直フレーム、水平フレーム、または テキストフレーム (→書式設定)
- へッダーとフッター - 標準のテキスト要素とは異なるテキストです (→書式設定)
- 線 (→記譜)
書式設定
高度なトピック
- ユーザ補助
- アルバム
- 譜表を跨ぐ記譜
- カスタムパレット (→基本)
- 初期音楽
- 数字付き低音
- ファイルフォーマット
- フレットボードダイアグラム
- マスターパレット
- MIDI インポート
- 音符入力モード
- 符頭
- パート譜
- プラグイン
- 環境設定
- ファイルの回復
- リズムを変えずに音高を変える
- スコアのプロパティ
- 譜表のプロパティ
- ツール
MuseScore 2 の新機能
新機能の概要は、次の資料を御覧ください。
* MuseScore 2 の紹介, MuseScore 2.0 での変更点
* MuseScore 2.0 の更新履歴
* MuseScore 2.0.1 の更新履歴, MuseScore 2.0.1 がリリースされました。
* MuseScore 2.0.2 の更新履歴, MuseScore 2.0.2 がリリースされました。
* MuseScore 2.0.3 の更新履歴, MuseScore 2.0.3 がリリースされました。
* MuseScore 2.1 の更新履歴, MuseScore 2.1 がリリースされました。
* MuseScore 2.2 の更新履歴, MuseScore 2.2 がリリースされました。
* MuseScore 2.2.1 の更新履歴, MuseScore 2.2.1 がリリースされました。
* MuseScore 2.3 の更新履歴, MuseScore 2.3(.1) がリリースされました。
* MuseScore 2.3.1 の更新履歴
* MuseScore 2.3.2 の更新履歴, MuseScore 2.3.2 がリリースされました。
新機能については、それぞれが属する章で説明しています(ただし、1.x からのアップグレードについてはそれに関する項を設けています)が、1.x から更新されるユーザーのご参照用に、従前機能がどのようになっているのかというリンクをここに作りました。
- アルバム (→高度なトピック)
- 表示メニューとナビゲーション (→基本)
- コピーと貼り付け: 選択フィルタ (→基本)
- カスタムパレット (→高度なトピック)
- 初期音楽 (→高度なトピック)
- 数字付き低音 (→高度なトピック)
- 記号と譜表テキストのグリッドベースの動作 (→テキスト)
- イメージキャプチャ (→書式設定)
- インスペクタとオブジェクトのプロパティ (→基本)
- 小節の操作: 分割と結合 (→基本)
- MIDIインポート (→高度なトピック)
- 譜表の途中で楽器変更 (→サウンドと再生)
- パート譜の抽出 (→高度なトピック)
- リハーサルマーク、自動で と リハーサルマークを検索(→テキスト)
- 保存/エクスポート (→基本)
- 譜表種別のプロパティ (→高度なトピック)
- スウィング (→サウンドと再生)
- タブ譜 (→高度なトピック)
- ワークスペース (→基本)
- マスターパレット (→高度なトピック)
- レイアウトと書式設定 (いくつかのオプションは変更されています。さらに、新しく"すべてのパートに適用" の機能があります。) (→書式設定)
- 折り返しとスペーサー、セクション区切り (→書式設定)
- 選択モード:類似した要素の選択において新しいオプション(同じ種類)の追加。 (→基本)
- 新しいスコアの作成:スタートセンター (→基本)
- 言語の設定と翻訳の更新 (→基本)
- 支援と翻訳改善 (→サポート)
- 臨時記号:臨時記号の自動補正 (→記譜)
- リズムを変えずに音高を変える (→高度なトピック)
- ツール (→高度なトピック)
- スコア情報 (→高度なトピック)
- MuseScore 1.xからのアップグレード
サポート
この章では、MuseScore を使う上でのヘルプを見つける方法を説明します。
フォーラムで質問やバグ報告をするためのヒントも説明します。